寒い一日が過ぎました。日中でもマイナス5度。雲が流れて来て日差しが遮られてなおさら冷え込みます。これを書いている午後6時過ぎでマイナス9度を割り込んでます。一体どこまで下がってくれるやら・・・。
そんな日はチマチマ机上の作業が一番です。久しぶりに来た仕事の段取りを付け、夕方一息付いたところで新顔の3両編成のバージョンアップに取り組みました。
ペンデルツークの一端を担うABDt1716にデコーダーを仕込みます。何もしないと常に3つのライトが付きっぱなしです。アナログだったらちゃんと前進後進で点き分けするのですが、DCC故にそのままではNGです。
たまたま余っていたデコーダーを載せる事にしました。スタンダード+という一番安い奴ですが、大きくて8ピンだったため使う事無くお蔵入りしていました。それを載せる事にします。
ボディを外して台車をむき出しにします。前端には動力車のBe4/4と同じLED基板が組み込まれています。先の経験でテールランプ用の4つ目の光が弱い事が判明しました。手持ちのLEDでも付けようかと思いましたが、さすがにスペースがありません。まあ機会があったら高輝度タイプのチップでも手に入れて交換してやりたいところです。
説明書に従って配線を少しいじりました。
8ピンのコネクターを切断し、色分けされたコードを指定どうりに配線。モーター用など余りのコードは切りっぱなし、まあ問題ないでしょう。
やっぱり大きいです。でもこの部分は荷物室だったりするので表からは余り目立たなくてほっとしました。
早速デコーダーにアドレスを打ち込んで線路に戻しました。ファンクションは問題ないようです。後退時には1個だけ微かに!光ってます。
しかしこのままではいけません。編成として組み込みます。マルチユニットという機関車の重連も可能なシステムを使います。2台の制御車を一連の編成としてコントロール出来ます。ライトのコントロールも連動します。
でもちょっと変?
動力車が前進する時に最後尾の制御車のランプがフルに点灯します。動力車が最後尾で動くと、制御車のライトは1個だけ微かに光ります。どうも前後進のモードが喧嘩しているようです。じっくりとシステムのマニュアルと首っ引きでプログラミングの見直しが必要そうです。LENZの分かりにくいシステムと暫くは格闘する日々が続きそうです。
なるほど。電気連結器でつながっているわけではないのでそれぞれにデコーダーが必要なのですね。
それにしても、この電車、見れば見るほど愛嬌があってかわいらしく思えてきますね。
連接車みたいにしてワイヤーを通すという荒技は効きそうです。いつも3輛つなげたままでは取り扱いが・・・・
この雰囲気の電車が減って来ていて淋しいですね。我が国も彼の国も。