去年の秋、お隣さんから苗を頂きました。シルバーがかった毛に覆われた、もっこりした苗で、その時は品種名が不明でした。素性が知れないと言うことで、妻は北東の角、この家で最も条件のきつい場所にそれを移植しました。
この株は冬も元気にロゼットで冬越し、春になると、もりもりと葉を広げ、一抱え以上もある大株に育ちました。
うーんなんだろう、大きくて気持ち悪いね、とあまり評判が宜しくありません。株はますます大きくなり、一抱えが二抱えほどになり、先端から存在感のある花芽があがり、ついに写真の様な花が咲き出しました。
全体像がこれです。ご近所さんのヒントを元に、花の名前がわかりました。シルバーセージでした。その押し出しの立派さに圧倒されますが、よくみるとサルビア・セージの特徴のある花です。淡い色合いでなかなか雰囲気もあります。今年はこのまま様子を見守りましょう。