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恐い看板

週末の大雨で付近の雪はきれいさっぱり溶けてなくなりました。
朝の散歩も道の状況を気にする事も無く捗るようになりました。

ここへ越して丸7年が経過。8年目に入りました。
しかしまだまだ周辺には新しい発見が残ってます。
冒頭の写真、山中での火の扱いを注意する看板です。
ずっといつもの散歩道にあったものです。
先日ふっとある事が気になって近づいてしげしげと観察してみました。
「これホーローじゃん。もしかしてお宝になるのか?」
と邪心むき出しで触れてみようとしたのですが、その錆び方が尋常ではない事にはっとしました。

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中高生もびっくりのアバタ面。
一様に小穴が開いて、ところどころ粒々がこびりついてます。
もしかしてこれは散弾の弾痕。
しばらく前までこの辺りでも狩猟が行われてました。
今は人家が密集しだしてるので一般のハンターが鉄砲を撃つ事は許されません。
でもこれはどう見ても看板を標的に見立て遊びで発泡したとしか思えません。
くわばらくわばら・・・そんな時代に引っ越して来なくて良かったです。

しかし・・・数週間前の週末。いつもの様に周辺を散歩していたときです。
パーン、パーン!
と連続的な発砲音がこだましてきたのです。
それも比較的近所の山の中からです。
この銃声はその日しばらく続いてました。

あとで聞いたのですが、その日100頭近くの鹿の大群を追って大捕り物が繰り広げられたそうです。
結果17頭の鹿を捕獲。
鹿の害は近頃深刻です。
我が家の庭や畑も鹿の通り道になってます。

一般のハンターが勝手に猟は出来ませんが、行政から委託を受けて地元の猟友会が駆除にあたってます。
この日も猟友会の駆除が行われていたようです。
あの看板を見た後だけに、この時期迂闊に山の中に入るのがためらわれるようになりました。
週末が要注意です。
この時期山に入るときは派手な服装は必須です。
あの看板のようになりたくなければ・・・

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