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アナログ沼の恐怖

秋が早足で近づいてます。
明け方の気温は10度ちょっとで長袖必須です。

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最近レコードを良く聴きます。
プリアンプの新型が出来て音楽を流す時間が増えました。
BGM的な聴き方をする時にはPCでiTunesを流すのですが、ちょっと気合いを入れて・・・と言う場面でレコードが登場します。

久しぶりに流れるレコードの音。
これがなかなか良いのです。
CDに慣れてしまうと厄介な手順が多いのですが、その手順を踏んで出て来た音に唖然とします。
こんなにレコードって良い音がしたんだ・・・。
確かにプチプチ耳障りなノイズが入ります。
でも、そのノイズを脳のフィルターで濾し去って見ると、なんとも豊かな表情が現れてきます。
頭を押さえつけられた様なCDの窮屈さはなく、伸び伸びと音が踊ります。

残念ながらレコード盤はとうの昔にほとんど処分してしまいました。
手元にあったほんの数枚だけでは悲しいので、ヤフオクなりハードオフなりで出物を見つけて少しずつソースを増やしてます。

さてそんな返り咲きのアナログおじさんの元へ、またまた厄介な???ものが迷い込んできました。
それが冒頭の写真にあるオープンリールデッキです。
現役の時にさえ手を出した事の無かったオープンリールですが、チェルトさんの謀略で我が家へやって来たのです。

これが、まあ、凄い。
同じアナログでもレコードとは次元が異なります。
ノイズのレベルが違います。
スクラッチノイズは皆無です。(当たり前)テープ特有のヒスノイズもほとんど気になりません。
ダイナミックレンジも広くてびっくりです。
もちろんセパレーションも良くピシッと楽器が定位します。

40年も前のテープが活き活きと音楽を蘇らせます。
参ったな、いまさら音源を買い漁る事も出来ないし、チェルトさんにテープをお借りしながら、ボチボチ聴いて行く事にしましょう。

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アナログの魅力を十二分に引き出してくれているのがぺるけさんのアンプたち。
品の良い再生音が往年のソースを蘇らせてくれます。

アナログ沼。
近寄りたくない沼ですが、自分で穴を掘ってしまったようです。

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