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真夏の電子工作 平衡型プリアンプ その3

いよいよ最終アッセンブルの行程に入ります。

ケースのパネルを全て連結してしまうと組みづらくなるので、先の行程を見通して、パネル部品との結線もやり易い様に考えながら作業を進めます。

基板は全部で3枚。
入力・電源部。ラインアンプ部。出力トランス部。
基板間を繋ぐコネクターケーブルの取り回しに気を使います。
基板に全てリード線を付けるのか、パネルパーツにリード線を付けておき最後に基板に付けるのか・・・
今回はケースバイケースで進めてみました。

上の写真の入力・電源基板との接続の場面。
ロータリースイッチとボリュームにはすでに配線済み。
それを基板に繋いで行きます。
基板を裏返してのハンダ付け・・・これ結構やり難く、これから先も悩まされる事になります。

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入力・電源部の基板が組み込めたら、その上にラインアンプ部を2階建てでセットします。
前から後から下から・・・リード線をつなぎます。
ここでも基板からリード線を出すか、パネルからのリード線を基板に繋ぐか・・・悩みながらの作業です。
それでも何とか2階建てで基板を収める事が出来ました。
最後の音出しで誤配線が見つかったときは地獄です。
簡単にばらす事が出来なくなります。
ぺるけさんはケースに余裕があるので左右の側板に基板を振り分けると結線も楽になる・・・と言ってますが。

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バックパネルの入力部。
XLRコネクターには先に配線しておき入力部の基板には後に結線してます。
出力のコネクターは何とかコテ先が端子に届きそうなので、最後に結線する事にします。

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出力トランス基板もセットし、最後はAki-DAC基板の取り付け。
側板にセットします。

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基板とパーツの結線が終了しました。
徐々にパネルも定位置に収まって来てケースらしくなって来ました。

さて、いよいよ動作確認、音出しです。

(その4 に続く)

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