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コンデジ交代 X20へ

いよいよ年も押し詰まってきました。
クリスマスも終わって、第九があちこちで演奏されて、2013年も暮れて行きます。

新しいカメラがやって来ました。自分自身へのクリスマスプレゼントとお年玉と言う事かな・・・。
そのカメラはFUJIFILMのX20です。
往年のレンジファインダー的デザインの高級デジカメで、注目されているXシリーズの、末っ子的存在のカメラです。
発売されて一年近く経ちますが、そのユニークなデザインや、本気で作られたレンズ、2/3型というコンデジとしては少し大きめのセンサー、フィルムメーカーらしい切れのある絵作り・・・などなど、持つ喜びも満足させてくれる逸品です。

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最近歳と共に一眼レフの重みに耐えられなくなって来ていました。
メイン機のD700は本体だけでも1kg近くあり、ガラスの塊のプラナーと、しっかりしたストラップと合わた総重量は1.8Kg弱に及びます。
さすがに気軽にぶら下げるには重過ぎます。
さらにちょっとしたスナップにも大袈裟過ぎます。
山に持って行く機会も減りました。
スキーじゃなおさら・・・

コンデジも持っています。
COOLPIX P5000です。
既に7年以上経過し、機能的にも戦力低下は否めません。
そこで思い切って更新を決意したのです。

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更新に当たり候補が幾つか挙がりました。
スタートは割り切って1万円台の普及型コンデジ。
デジカメの進歩は目覚ましく、このクラスで日常使いは全く問題はありません。
薄くて小さくて携行性は抜群です。CPも最高。
でも、ここで割り切れないのが悲しい性、候補のハードルが少しずつ上がって来て、最終的にはハイエンドコンデジの領域に踏み込んでしまいました。
最終的にはSONYのRX100やペンタックスのMX-1など候補に上がったのですが、結局この機種に落ち着きました。
まあその背景には、キヤノン、ソニー、そしてニコン(コンデジに関してはですが)は使いたくないと言う意志が働いていたのです。

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最終的な決め手は幾つかありましたが、その造りの良さが最大のポイントかも知れません。
金属外皮は当然として、真面目に作られたレンズに気を惹かれました。
コンデジとしては大きいレンズが嵌り、しかもちゃんとしたガラス製。これだけで良い絵が取れそうな錯覚?に陥ります・・・。

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でも最大の魅力は外観です。
その象徴が軍艦部。懐かしいですね。マニュアルカメラを思い出します。刻まれた文字がデジタル機能ですが。
FUJIFILMのロゴの隣のレンズシステムを表すマーキング、どこかのパクリと言えばそれまでですが、このレンズデザインに私ははまってしまいました。

他にもいろいろ機能的な特徴がありますが、最大の売りはOVF(光学式ファインダー)です。
X20のそれは、なんちゃっての素通しメガネではなく、最低限ですが情報も表示される使い物になるファインダーです。
ライカみたいな精度の高いファインダーではなく、パララックス(視野の誤差)も大きいものです。
しかし明るい日中に背面の見づらい液晶を眺めるよりはずっと楽に構図を決める事が出来ます。

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使いこなすにはもう少しマニュアルと格闘しなければなりません。
まずは近所の散歩で試し撮りです。
フィルムシミュレーションの設定はプロビアのスタンダード、昔お世話になった懐かしいポジフィルムです。
穫って出しのjpegモード。
期待通りのきりっとした絵です。これなら十分D700のサブの役目を果たせそうです。

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カメラの設定を追い込むことで更に高度な使い方も出来る様です。
動画もフルHDで撮れるので活用範囲も広がります。

さあこれでお正月の暇つぶし材料が整いました。

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