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梅雨の合間の植物たち



 木曜日は久しぶりの晴天・・・と言ってもすっきりしない空模様でしたが、山の稜線はなんとか見えていました。おかげで神戸から遠路いらしたお客様には、何よりのおもてなしが出来ました。
 梅雨になってやっと咲き始めたバラですが、やっと本命のピエール・ド・ロンサールが咲き出しました。肉厚でボリュームたっぷりの花は、他のクラシックローズとはひと味違って、圧倒的な押し出しで迫ります。嫌らしくないピンクのグラデーションが見る人を飽きさせません。ちょっとポピュラーになりすぎの感がありますが、まあ定番中の定番バラと言うことですね。


 真面目に咲いた?マダム・アルディです。クオーターロゼット咲きの特徴が良く現れています。花心のグリーンアイもはっきりしています。


 ボーダー用として植えた宿根リナリアです。友人宅から昨年移植した株がたくさん増えてきました。今年はぐんぐん大きく伸びて、背丈ほどののっぽさんに生長しました。梅雨の雨に打たれて倒れないか心配です。


 ジキタリスもボーダーの定番ですね。昨年結構な数のジキタリスを入れたのですが、冬を生き残ったのは半数以下、結構寒さには強いはずですが、まだ勢いが追いつかないようです。これは生き残った株です。花付きがすこしまばらです。手入れの行き届いた絵に描いたようなボーダーのジキタリスは、びっしりと円錐形に花がひしめいてます。


 アルケミラモーリスもやっと株が充実し始めました。まだ花の方がボリュームがあるくらいで葉が貧弱ですが、やがてびっしり葉で地面が覆われる日がくるでしょう。


 最後は実物、ジューンベリーです。少しずつ色づき始めました。ヒヨドリに先を越されないように、せっせと熟したのを収獲しましょう。
 夜には本降りの雨。バラもこれで台無しですね。まあ自然の季節には逆らえません。梅雨明けにどんな状態になるか、これも試練です。

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