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お蕎麦処二軒



 夏の終わり、W大先生が愛用のSWデモンタを自宅から走らせて来ました。もう60も中盤戦の彼、尊敬に値する体力です。八王子から和田峠を越えて数馬に入り、その後柳沢峠を経て甲州入り、甲府盆地から登り返して小淵沢というルートです。お疲れ様でした。しばらく当地に御逗留です。
 無類の蕎麦好きの彼ですから、連日お昼は蕎麦屋巡り。
 最初は大泉の「さかさい」です。大泉から長坂に下りる街道から、少し森の中に分け入った所にある蕎麦屋さんで、ちょっとわかりにくい場所にあります。
 普通の良くある別荘風の建物で、特にこだわった雰囲気のお店ではありません。


 出てきたお蕎麦がこれです。ざるそばの大盛り。
 お上品にお腹の片隅に入ってしまう有名どころの盛りに比べると、そのボリュームに少々感激します。
 しっかりした歯ごたえを残しつつ、つるんとした喉ごしがあり、香りもしっかり引き出され、満足でお腹は膨れあがりました。


 さて二軒目。足を伸ばして安曇野へ。先日超弩級オーディオを体験に行った折、混んでいて入れなかったお店のリベンジです。
 安曇野で一番人気の店「あさかわ」です。この日は開店と同時にお店に到着したので、すんなりと席に着くことが出来ました。
 昨日の「さかさい」とは打って変わって、古民家風の造りのお店で民芸調度満載のいかにもと言う佇まいです。
 ビールに付いてきた突き出しの煮物を摘みながら、しばしお蕎麦の登場を待ちます。美味しいんです、この煮物。期待が高まります。


 漆器の器に盛られたお蕎麦がやってきました。昨日同様大ざるを注文しました。ドーンとてんこ盛りのお蕎麦、バベルの塔よろしく鎮座しています。
 ちょっと辛めのつゆにお蕎麦を垂らしてズズッと一気に行きます。お蕎麦ですね、やっぱり蕎麦は信州に限る!って当たり前の事を口走っているうちに、お箸はセイロの底にこびりついた蕎麦の切れ端を集めていました。
 昨日のさかさいよりも少し濃い目の色合いですが、艶があってしっかりした喉ごしです。ボリュームも満足できるレベルで、大ざる1050円はとてもリーズナブルだと思います。
 私は蕎麦食いじゃないので美味しい店をよく知りません。北杜市には超有名なお店もありますが最近評判はいまいちです。隠れた名店が近所にいくつか存在しているようです。開拓したら報告しましょう。

2 Comments

  1. チェルト

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    お久しぶりです。
    大泉の「さかさい」、今度連れって下さい。
    私もそのうち、安曇野のお店にリベンジします!!
    それにしても、「おそば」・・・「うどん」と違って「高級感」を前面に出したマーケティング功を奏していますが、「うどん」は、「やすい、旨い」と高級感(=高価格)とは行きませんでしたね。「うどん」も好きな私としては、大歓迎ですが・・ネ・
    73

  2. ugc

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    チェルトさん
    例のスピーカーの方は順調のようですね。図面が出来ればあとは突き進むのみですね。
    新蕎麦の時に行きましょう。大泉の店はお勧めです。
    最近の蕎麦屋は高級で気取りすぎですよね。ぶっかけうどん一杯数百円、でもって旨い!
    これじゃなきゃ。蕎麦もそうあって欲しいものです。

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