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ABe4/4 3代記



我が家にあるBEMOのABe4/4に最新機の54号機が加わり、3世代のベルニナ線の顔が揃った。
上の写真の31号機が祖父。既に第一線を退いて久しいようだが、最近イベント用なのか、黄色い旧型塗装にリニュアルして再登場しているみたいで、今回もある駅の車庫にいるのをチラッと目撃している。
現行の車両よりも小振りで、時代の古さを感じさせる。


先代のABe4/4が上の写真。貨客混合の列車群を引いてベルニナの峠をゆっくりと、しかし力強く走っていた実力者だ。
さらにこれの先頭にGem4/4というハイブリッド電機が加わる重厚な編成があるが、私はそのGem4/4が好きだ。このブログの左下をちょこちょこ走る赤い電機がそれだ。
先代は塗装が途中で変わる。先々代はもっと変化があったようだが・・・。私のコレクションには旧RhB塗装のABe4/4もある。


これが最新のABe4/4。詳しいことは解らないが、デザインもかなりリファインされ、現代的になっている。と言っても歴史を重んじるヨーロッパ、鉄道に興味のない人には先代との差は感じられないかも知れない。
メカニズムはもちろん進化しているのだろうが、外観もそれなりに進化し、窓のサイズが大きくなり、ヘッドランプも角形になった。サボも電光掲示に変わり、内装も立派で、シートもきれいで快適だ。


我が家のBEMOのABe4/4、3代のそろい踏み。先々代が古くさく見えるが、先代と現行機の外観上の差はそれほどではなく、たぶん見る人が見たら同じ車両と勘違いするかも知れない。
ブルジオループ。車輪を軋ませて走る姿はこの車両にぴったりの風景だ。

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