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紅葉狩りとグルメプチツアー in 蓼科

秋も押し詰まって来た10月の最終日、奥蓼科は横谷峡へ紅葉見物に出かけました。
しかし真の目的は美味しいランチ、温泉、そしてジェラート。紅葉狩りハイクの名を借りたプチグルメツアーなのです。

早朝小淵沢を出発、信濃境のHさんご夫妻と合流して、原村でいつものメンバーが勢揃いです。
本日の行程をおさらい。
最初に御射鹿池へ寄り道。続いて国道299を麦草方面へ上がり、横谷峡入口の駐車場へ車をデポ。バスで横谷観音まで上がり、横谷渓谷を下りのハイキング。駐車場へ戻り再び車で石遊の湯へ。温泉に浸かり一汗流す。再び車で茅野のCafe ZOへ。優雅なランチタイム。帰り道に手作りアイスのお店に立ち寄り。最後の蓼科自由農園でリンゴを買って帰路につく。
まあなんと充実した一日でしょう。

心配したお天気ですが、晴れ間が少なく雲っぽいものの、まあ雨粒の心配は無さそうです。でも紅葉には青空と太陽の光が欠かせません。その点ちょっと役者不足は否めません。
最初の目的地の御射鹿池(みしゃがいけ)です。
光が少なく残念、水面が暗くなって神秘的で微妙な色あいの湖面ではありません。それでも東山魁夷の絵のモチーフになった風景、今にも白い馬が出て来そうな錯覚を覚えます。
紅葉はピークを過ぎたようで落葉松の葉は黄色から褐色に変わっていました。

横谷峡入口からメルヘン街道(国道299)をバスに揺られて一登りします。平日なのに満員。久しぶりに通勤ラッシュを思い出します。

横谷観音の展望台から渓谷沿いの道を下ります。

やはり紅葉のピークは過ぎたようです。一週間遅いかな。

最初はしばらく急な階段が続き、やがて核心部の渓谷沿いの道に降りて行きます。

いくつかの滝や、一枚岩の流れ、鉄分の沈着した赤い川床の流れなどを見ながら進んで行きました。
平日ですが結構な人出です。遠くからの団体さんも目立ちます。
横谷温泉の建物が出て来ると渓谷歩きも終わりです。
雲の多かった空模様もここまで降りて来た所で晴れて来ました。まあもう少し早く晴れて欲しかった・・・と言いたい所ですが、それでも十分楽しむ事ができたので文句は言えません。
バスに乗った駐車場まで戻り、ひとまず温泉で汗を流す事になります。

本日の温泉は石遊の湯(いしやすのゆ)です。横谷峡から国道を少し下ったところからちょっと横道にそれた所にある静かな温泉でした。
壁の無い開放的な浴槽と、野天風呂です。泉質はNa塩化物-硫酸塩泉・・・さっぱりした温泉です。
落葉松の紅葉を眺めながら42度〜44度のちょうど良い温度のお湯でじっくりと体を温めました。

汗を流したあとはいよいよ本日のメインイベント?美味しいランチタイムです。

Cafe ZO が今日のランチ会場です。
先ほどの温泉から少し下った所の街道から外れた集落の中に建つ立派な門構えの古民家がそれです。
古民家の室内を改装し、若いオーナーシェフ夫妻が手塩にかけたフレンチをサービスしてくれます。

落ち着いた広間でちょっとオシャレな昼餐会の始まりです。

まずは前菜。テリーヌ、サーモン、生ハムにグリーンのサラダがあしらわれています。
美味しいです。丁寧な仕事、思ったよりもさっぱりとした仕上げ、同時に添えられた自家製のパンも美味しくて全員アンコールです。

メインは豚肉かお魚。2枚目のパンと一緒にきれいに全員完食です。

デザートはカボチャのアイスとクリームブリュレ。これもキャラメルのパリパリ感が絶妙で皆をうならせます。
締めのコーヒーもしっかりしたコクで上手にコースを締めていました。

これでランチは1995円。良心的でリーズナブル。リピート確実なせいか予約無しの一見ではなかなかおいしいランチにはありつけないようです。

心地よい余韻を残して帰途につきます。
ランチ直後ではあるのですが、気になるアイス屋さんに寄り道です。

尖石遺跡近くの「グラスリー ぺぱん」です。
手作りアイスクリームのお店です。季節の食材を使ったアイスが美味しいと評判。

この季節は栗です。和栗のアイスクリームです。でも・・・夕方近くのせいか在庫が枯渇寸前。ケースの底にへばりついたのを何とか強引に頂く事になりました。
甘さ控えめでさっぱりした後味の良いアイスクリームです。栗のほっこりした甘味が舌を和ませてくれました。

秋本番の蓼科プチツアー、歩いて、食べて、お湯につかって、充実の一日でした。
最後に蓼科自由農園(人気の直売所)で旬のリンゴをたっぷり仕入れて家に向ったのでありました。

2 Comments

  1. チェルト

    石遊湯に、厳寒期にいったら本当に寒いです。
    また、真夏は、下の石が熱くって・・・。
    でも素朴で好きですね.
    それにしても、美味しそうなものを沢山。
    さて、とこれから仕事です。
    -eof-

    • suzuki@ugc

      あのお湯は余分な物が一切なくてシンプルで良いですね。
      純粋にお湯を楽しむ人向けということですね。
      確かに真冬は寒そうですが・・・

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