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KX3の環境整備

KX3レポートの続きです。

小さなフル機能トランシーバーはデスクトップにおとなしく収まりました。
電源は開局当時に買ったケンウッドTS-680シリーズの専用安定化電源PS-22を出して来てセットしました。
容量は少ないですが10w機には十分です。
小型のDCアダプターが秋月などで手に入りますが、ノイズが多いと問題があるかも知れず、トランスと整流子の古典的な直流電源が無難と考えました。
PS-22はそれなりのボリュームがありますが、すっきりしたデザインなので机上に置いてもそれほど違和感はありませんでした。

KX3の外部電源ですが、おすすめ電圧は14Vが上限です。ちなみにテスターでPS-22の端子電圧を計ると15v以上あります。華奢そうなKX3の電源部に負担をかけたくないので、PS-22を開けて出力VRを調整、13.5Vに落として供給する事にしました。
蛇足ですがKX3の電源ケーブルには極性の指示がありません。まあ普通に考えてプラグの中心の電極が+ですが、まれに外側が+と言うへそ曲がりがあります。
マニュアルをもう一度眺めて?見ても見つかりません。
そこで電源入力端子にテスターを当てて見ました。現在の乾電池の電圧が表示されました。中心に+のリードを当てると正の電圧が表示されました。

プラグの中心が+で間違いありません。慎重に安定化電源にケーブルをつなぎスイッチをオン。
正常に無線機は起動しました。DISPスイッチを何度かタップするとVFO-Bの表示エリアに電圧情報が表示されます。13.5V・・・間違いは無かったようです。

ぼちぼちと使い始め、少しづつですが備えられた機能を確認しています。
例えばCWのチューニングエイド機能。左上のSメーター横の目盛がチューニングエイド機能を表示します。
CW運用は狭帯域ですから相手の周波数に性格に合わせる必要があります。ずれていると相手に自分の信号を拾ってもらえない場合も生じます。
メーターのグラフを見ながらピンポイントで正確にゼロイン出来る機能がついてるので、私みたいなCW不適格者?でもまともな運用が出来ると言う物です。

もう一つ、私に取って嬉しい機能があります。
電信信号を文字に変換してディスプレーに表示する機能がついているのです。
パソコンを使えば今までは同じ様な事は出来たのですが、この小さな無線機にその機能を詰め込んでくれた事に驚きます。

周波数表示の下に出ているアルファベットがそれです。文字数が少なく、あれよあれよと言う間にスクロールして行きますが、お助けテキストと言う意味では十分ありがたいおまけです。

まだまだ使い切れない機能が山ほどあります。
しばらくの間は暇をもてあます事はなさそうです。

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