KX3が出来ました

組み上がったKX３にアンテナを繋いでみました。
マニュアルもろくに確認せずに適当に動かしてみました。

何時でも賑やかな７Mhzバンドを聞いてみます。
少しノイジーで耳障りなバックノイズが気になりますが、感度も良く選択性も悪くなさそうです。ちょっと気になるのはAGCの効きが悪いのか音声出力の振れが大きく感じます。AGC無しの私のDC受信機で聞いている様な雰囲気です。
各種混信除去機能を駆使すれば混み合ったバンドでも相手の信号を浮かび上がらせる事が出来そうです。

いろいろいじっているうちにバッテリーの残量が減って来たようです。新品のアルカリ電池のはずですが、思ったよりも消費電流は大きそうです。
そこで付属の電源ケーブルに直流電源を供給することにします。マニュアルにはっきりした記載が無いのですが、電源端子のセンターが＋のようです。
恐る恐る電源スイッチをオン。無事通電してKX３は立ち上がりました。

あれこれいじっているうちにオプション基板が認識されていない事に気がつきました。
アンテナチューナーが機能しないのです。
マニュアルを確認。メニュー画面に入って機能をオンにする必要があるようです。
メニューに入るには一番右下のDISPスイッチを長押し、項目はその上のツマミを回してセットします。

アンテナチューナーのセットメニュー。デフォルトでノットインストールになっています。これをAUTOにします。

メインダイヤルを回すと表示がいろいろ切り替わります。AUTOが出た所でセット完了。メニュー画面を抜け、一度電源を落として再度スイッチオンで機能が使える様になります。
左の下から２番目のボタンATU-TUNEを押すとチューニングを開始します。結構大きな音がします。機械式のバリコンがある訳ではないので音の原因は多数のリレーが切り替わるからでしょうか。ディスプレーにいろいろ表示が出て、セット完了。

もう一つのオプション、ルーフィングフィルターも同じ様にマニュアルを見ながらソフト的なインストールをします。

メニューをいじっていたらイコライザーのセット画面が出て来ました。
好みの音質に調整出来るようです。中音部を少し持ち上げ、耳障りな高音部を少し落としてみました。
劇的な変化は期待出来ないかも知れませんが、じっくりと調整してみる価値はありそうです。
イコライザー機能は送信にもかける事が出来ます。

ボチボチと触りながら盛りだくさんの機能を確認しています。

さて問題のファームウエアのバージョンアップ、頑張ってやってみましょう。