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新しい無線機

ついに待ち望んだ物がやって来ました。
アマチュア無線用の通信機です。
アメリカのベンチャー通信機メーカーELECRAFT社のKX3と言うトランシーバーです。

http://www.elecraft.com/KX3/kx3.htm

アマチュア無線の世界で世界的な圧倒的なシェアを握っているのは日本のメーカーです。
私の持っている無線機器類も日本のメジャーメーカーの製品です。他の日本製品同様、高機能高品質でリーズナブルな価格・・・
しかし面白みに欠けるキライがあります。画一的でデザインも没個性、どれも同じ様な顔付をしています。

エレクラフト社の製品はちょっとユニークです。アメリカの熱心なアマチュア無線家が始めたメーカーなので、発想がハムの立場に立っているのが特徴的です。
必要な最少限の機能に特化したHF帯のハンドヘルドトランシーバーは電信による通信しか出来ません。
http://www.elecraft.com/KX1/KX1.htm

このメーカーの無線機たちはキットでも提供されています。元々工作好きが多いハム、自分で無線機を組み立てるのに吝かではありません。
そんなユニークな発想が一部のマニアックなハムたちに受けている訳です。

そのエレクラフト社の最新作がこのKX3です。
この無線機の特徴は小型でポータブル性に優れる事です。もちろん通信機能も最新のテクノロジーが充てがわれ、アナログの高周波部とデジタルな入出力回路を持つハイブリッド構成になっています。
言ってみれば超小型のパソコンに、フロントエンドと呼ばれる電波を捕まえたり発射したりする回路が組み込まれてと考える事ができます。ベースはパソコンですからデジタル処理でいろいろな機能を持たせる事が可能になります。
もちろん小型ですから私の昔の趣味?山頂での移動運用に最適な無線機になります。

しかし私が今回興味を示し発注に至った最大の要因は別な所にありました。
それはデスクトップのパソコン経由で運用が出来るSDR機能を持っている事です。パソコンのディスプレーを見ながらオペレーション出来れば、大きく無骨な無線機を机上に置く必要がなくなります。コンパクトな本体は机の上で必要以上の存在感を示さず、ひっそりと片隅にいてくれる事でしょう。
如何にもアマチュア無線をやっています!環境が一変すると願っての事でした。

この無線機が発表されたのは昨年の初夏、年末になってやっと受注を開始したところ、注文が殺到し年末の2日間で500台もの受注が有ったようです。
私は年明けの1月15日に注文、それがやっと今月末に届いた次第です。
いやー長かったです。発注時に超円高だったのが途中再び円安基調に、気を揉みながらの出荷待ち。でも待った甲斐がありました、再びの超円高!良いタイミングで決済ができました。

23日にサンフランシスコを出た荷物、国際郵便小包で25日に到着。消費税と通関料を支払って、やっと自分の手元にやってきました。

まずは開梱。丁寧にパッキングされたパーツがKX3とプリントされた段ボール箱に収まっていました。
さあ急がず慌てずじっくり組み立てる事にしましょう。

2 Comments

  1. チェルト

    暑いですね、
    おっ!! やっとご到着ですね。
    こちらとQSO出来れば良いのですが、どうでしょうか??
    次回見せて(触らせて)もらうのを楽しみにしています。

    73

    • suzuki@ugc

      いやーこちらも暑いです。

      まずはボチボチ組み立てて、いかに運用するか考えます。
      今回はSDRとして活用したいので良いソフト探しをせねば・・・
      MAC用は少なそう。

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