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どんど焼き

 今日15日は小正月。地元の集落では恒例のどんど焼きが行われました。冷たい風が吹きまくってますが、火に当たれば暖かいかな、と散歩がてらに見物に出かけました。

 この地区の会場は昔使われていた小学校の分校の校庭です。Hさんが仕事場に借りている校舎の前で盛大な火祭りがとり行われます。すでに校庭には櫓が組まれ、杉の枝や各家庭から持ち寄られた正月飾りが山に積まれていました。

 しばらくして地元の辰年生まれの小学生の手で点火、炎が一斉に燃え上がり、櫓全体に火が回って行きました。

 やがて火勢はどんどんと強まって、大きな火柱が天に向かって伸びて行きました。校舎の向こうに見える八ヶ岳もかすんでいます。火の粉と熱気でとても近くには寄れません。観衆は皆遠巻きにして燃え上がる炎を眺めています。消防団も大忙しです。周囲の枯れ草に放水して飛び火を防ぎます。重いホースを持った消防団員の若手が、あっちこっちと動き回ります。

 火が落ち着いて来たらお次ぎは子供達の出番です。竹の枝先に小さな団子をつけ、火にあぶり始めます。まだ火の勢いが治まりきらないうちから元気な子供達は枝を持って火に近づいて行きます。熱さとの戦いの末、真っ黒になった団子を美味しそうに頬ばります。どんど焼きで焼いたお餅や団子を食べ、今年も無病息災健康でいられるように祈ります。

 3年目の冬にして地元のどんど焼きに初参加。甘酒やおでんもごちそうになり、近所さんとのおしゃべりや情報交換などもあり、なかなかの初体験でした。

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