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電子工作も冬場の楽しみ

 先日ベモの模型を整備しようと引きずり出した時に、ついでに物入れをゴソゴソしていたら、昔作った7MhzのDC受信機が出て来ました。10cm弱の小さなケースに収められた可愛らしい受信機です。

 無線を始めた頃にキットで組んだもので、アンテナを繋いで電源を入れたら立派に電波をキャッチしてくれました。最近7Mhzバンドで出る機会が増えているので、ワッチするだけなら省エネばっちりのこの受信機の出番がありそうです。適当にケースに入れこんでいただけなので、この際少し手を入れて、変身させる事にしました。

 キットはオリジナルのまま組んであります。そのため受信範囲が100Khz幅です。7200Khzまで広がった拡張バンドへの対応も考える事にします。同時に夜間大陸方面からの強力なAM電波の影響を受けてしまうのを避けるため、トラップを仕掛ける事も考えてみます。こうする事で快適にハムバンドをワッチ出来るようになるはずです。

 ケースも少し大きめのに変えます。そのままでは面白く無いので、往年の名器コリンズSライン風のデザインにこだわって見る事になりました。中央のダイヤル、右上のかまぼこ型のSメーターがデザイン上のポイントです。ここはしっかり押さえて、その雰囲気を再現してみたいと思います。でも当然ですが1/?のスケールモデル?です。私の場合どうしても作り物は縮尺が入ってしまいます。文字通りスケールの小さい人間?です。

 と言うわけで物理的な加工から開始する事になりました。手始めはポイントその1のSメーターです。手持ちのパーツボックスを漁るとメーターが幾つか出て来ました。でもうまい具合に縮尺の合うものはありません。そこで横型の小さめのメーターのメカ部分を利用する事にしました。
 本来使うべき頭の表示部分をカットして、針を2/3ほどに切り詰めました。そこへイラストレータで作った文字盤を嵌め込みました。スケールはインチキです。
 枠は黒の2mm厚のアクリル板から切り出します。
 
 このメーターはどんな作動をするか保証の限りではありませんので、あくまでそれらしい雰囲気作りです。キットのDC受信機にはもともとSメータ回路はないので、電気的にはちょっと考えてやらないとなりません。まあダミーでもいいや・・・的な良い加減さがあります。

 これが出来上がりです。写真が本物のコリンズSラインのパネルです。まあ雰囲気は出たと思います。残りは照明の処理です。麦球というも何ですからLEDを仕込む事になると思います。

 大きさは28mm角です。実機がないので本物の大きさは分かりませんので正確なスケールは不明です。まあコリンズのチョロQでも作る積もりで事を運んで行きたいと思います。
 こっちにはまったお陰でBEMOの仕上げは当分先送りされそうです。

2 Comments

  1. チェルト

    お早うございます。
    昨夜(25時頃)到着です。
    明日朝となりますが、例の「物」お持ちいたします。
    これで、何に使うか判明しました。
    akc

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